レーダー探査
電磁波を使用し、コンクリート躯体内部の鉄筋位置やPC鋼材、施工不良により生じたジャンカ(締め固め不良による空隙)を探査・発見します。また、大型地中探査レーダーは、地中埋設管やトンネル覆工コンクリート背面の空洞、橋台踏み掛け板下や路面下の空洞探査に活躍します。 |
超音波測定
主に、躯体内部の欠陥調査や外壁仕上げ材の剥離調査、FPR材の付着不良検出、ひびわれの深さや板厚の測定に用います。
社団法人建設機械協会の特許をベースにした装置・TR-300を使用します。三協の複合材料の欠陥検出技術・データ解析力は各方面から高い評価を得ています。 |
赤外線調査
地上や車上に設置した赤外線カメラにより、非接触で構造物の劣化を診断します。比較的広範囲を撮影できることから、面的に剥離や漏水箇所を調査するのに適しています。主に、橋梁路面調査、床版内部の欠陥検出、外壁剥離、火力発電所煙突内部のガナイト損傷検出等に用います。 |